センセーショナルな犯罪と報道が現状を見誤らせる

昔に比べて、犯罪の発生率は横ばいか低いし、そもそも年齢分布も違う。

昔の大事件は記憶だけど、今の事件は自分が生きている今起きている事なので、どうしてもセンセーショナルに見えるし、その1件だけを見て、規制しようとか考えたくなる気持ちも分かるけど、もうちょっと冷静に考えていただけたらと思う。

また、犯罪者の属性を見て判断するのは早計だ。

似たような属性を持った人はそこら中にいるだろうが、普通にがんばって生きているのでは?

今まで犯罪を犯してきた人の属性を集めたら普通の社会ができあがるのでは?

特例を一般的な例として捉えていては、現状を見誤るだけだ。

ところで、いつも思うけど、「昔の方が良かった。」という人の昔っていったいどの時代の事だろう。

まだ、人では無かった時代のこと?

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tomorrow never knows

大阪府の職員が人件費削減について

「2180万円のアパートを買ったのに、計算が狂った。」

と言った。

個人的には、人件費を削減すれば良いというものではないと思う。

むしろ、冷遇しすぎると有能な人材が集まらないし。

でも、大阪府は民間企業であれば、「継続に疑義」と言われるくらい財政状態が悪いわけだから、人数を削られたくなければ甘受するしか無いのでは。

(まぁ、個人的には、こういう時こそ少数精鋭が好ましいと思っているんだけど。)

まぁ、どんな人でも、なんらかの計算違いを繰り返しながら生活しているのでは。

私なんか計算違いの毎日ですよ。

未来なんて誰にもわからない。

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私のブログのエントリにおけるスタンスを自分なりに考えてみた

基本的に、思想カテゴリやコーディングカテゴリでは、どのプラットフォームにも適用できるような抽象的な事ばかりを狙って書いてきたつもり。

それゆえに即テクノロジとつながっているわけではないので、テクノロジに興味のある層へのリーチは薄いかも。

あとは、抽象的な事って気づいてしまえば結構単純なので、ネタ切れになりやすい。(特に貯蓄しているわけではないが。)

まぁ、最近は比較的拘らないで、C#やVBの新しい構文やgoogle app engineなどの.NET以外の話題も書いているんだけど(つっても、ここ1週間だけど)。

できるだけ、基本的な部分にとどめて、結局はほかの言語に読み替えても使えるぜ的な、つまり抽象的に解釈できるような記事が多いと思っている。

まぁ、でも正直なところ「何にも拘らない」「良いものは良い。」というのが私のスタンスなので、そんな感じで気づいた事をボンボン書いていこうかと。

そういえば、最近、「ナベアツ問題」で検索してもヒットしなくなりました。

零細ブログだけに。

まぁ、でも、どうでもいい事。

コードの10戒は、初稿どころか草案くらいのものなので、ちゃんと改訂して仕事に使いたい。

最近、がちがちのコーディング標準に関しては、フレームワーク+コードの10戒レベルのルールでリプレースできるのではないかと思っています。

この件については、また別の機会にエントリできたら良いなぁ。

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ソフトウェアを飯の種にしているなら、ソフトウェアの不正利用に疑問を持ってほしい

このブログで何度も書いている事なんだけれど、ソフトウェアを飯の種にしているのなら、ソフトウェアの不正利用に疑問を持ってほしい。

自分自身がしている仕事の価値をゼロだと言っているようなものだ。

個人一人で不正利用する事自体も、やってはいけない行為だが、それを他人に勧める行為はもっといけない。

もちろん、勧められたら断るべきであるが・・・。

まぁ、ブログにこんな当たり前の事を書いたところで、実際にやっている人の心には届かないと思うが、まぁ、広い世の中、引っかかる人が一人でもいれば幸いだ。

#ちなみに、ソフトウェアという言葉はPCのアプリケーションという狭い意味ではなく、あらゆるコンテンツ全般について言っている。

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豊かな格差

最近、格差社会と言われているが過去の日本の方がよほど

・貧困層の貧困具合が洒落になっていない

・貧困層が富裕層になるチャンスが無い

状態だったと思う。

私は、現在を格差社会だとは思っていなくて、選択社会だと思っている。(実際にそれを身をもって体験している。昔の日本だったら私は今もギリギリの生活を送っているだろう。)

選択した結果の経済的な格差には肯定的である。

しかし、それでも、いろんな事情(身体的精神的)で一部に選択できない貧困層がいる事も事実である。

(それでも、過去に比べると社会福祉が充実しているように思う。)

もし、その一部の貧困層をとらえて格差社会と言っているのであれば、ベーシックインカムとフラットタックスを導入してはどうかと思うのだ。

(勿論、財源確保が出来てからの話だけれども・・・)

ベーシックインカムで働かなくても生活できるだけの収入を保証し、フラットタックスで働けばより経済的に豊かな生活が送れるようにする。

こういった、余裕のある豊かな格差であれば

「俺はあんなに頑張りたくないけど、頑張っている奴が稼いでいるのはなんかムカつく」

といった層を除けば、それなりに満足の行く状態になるのではないだろうか。

勿論、ベーシックインカムやフラットタックスを導入する事で発生する影響を検証して書いているわけではないので、与太話には違いないし、個人的には(一部の選択できない層には社会福祉で対応しているとして)今も十分に豊かな格差社会だと思っているのだけれども。

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有害な情報なんてネットじゃなくても、どこからだって仕入れられる

最近、センセーショナルな殺人とか、自殺の方法がネットで仕入れたものだという事から、くだらない法律を生もうとしている人たちがいるようです。

「青少年ネット規制法」の事です。

最近、やたらと自殺とか殺人といったニュースが目に付くように見えるし、まるでそれらの事件が増えているように見えます。

しかしそれは情報伝達の手段が発展しているから、もしくは悲観的なマスコミの報道に印象づけられているだけで、殺人件数は年々減っています。

下の数字のようにネットがなかった時代に比べても半分以下となっています。

この1,199件という数値、実は戦後最低なのである。最低といっても最悪という意味ではなく、2007年は殺人事件が戦後で最も少ない、大変めでたい年になったのである。

ちなみに全体としての推移としては、1954年(昭和29年)に戦後最大の3,081件というピークがあり、その後は基本的に右肩下がりである。

http://news.livedoor.com/article/detail/3576629/

また、自殺の数についても下のURLのグラフを見ていただくとわかりますが、ネットを一番使っているであろう若者よりも、年齢が高くなるにつれ増加しています。

http://www.t-pec.co.jp/mental/2002-08-4.htm

むしろ、若者の自殺は目立つだけで少数派。

つまり、ネットがあるなし関係なしにその手の事件は起きています。

そして事件を起こすための方法もまた、ネットが無い時代だって仕入れることが可能でした。

これは私の昔話になりますが、どっかの掲示板でディスアセンブルするための情報は掲示板に書くべきでは無いという人がいましたが、そんな方法ちょっと検索すれば出てくるし標準で開発環境についてくるツールでできます。

つまりそこの掲示板に書いていなくても、他の場所から情報を取得することが可能なわけです。

もし、情報がネットから得られなかったとしても、本当に事件を起こしたい人は、他の手段を選ぶだけです。

だから、まぁ、くだらない勘違いとか行き過ぎた恐怖心でネット上に流れる情報を規制するべきではないのです。

得られるメリットは、ほんの少し生まれたデメリットは際限なし。となってからでは遅いのです。

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自分と違う意見の捉え方

自分と違う意見を封殺したがる人をよく見かけるけど、それでは言論統制をしている某国なんかと同じなのでは。もしくは戦前の日本。

いろんな意見があって、どの意見も封殺されない社会こそが成熟の証ではないだろうか。

自分の意見と反対の意見があった時、

「あの人の意見が許せない。」

と思える不自由より

「ああ、あの人はそういう見方をするのだな。」

と思える自由を選択したい。

まぁ、自分と同じ意見を増やす事で、有利に立ちたい心理もあるとは思うが。

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お金の見かたを間違えているパターンにも見えます

金に目がくらんだ結果、人間の英知やら技術やら文化やら命やら、一通りのものを失っていく。

うんなるほど「金は悪魔の贈り物」なのかも。

金は悪魔の贈り物 – がるの健忘録

お金の見方を間違えて痛い目を見ているパターンにも見えます。

金に目がくらんだなら、もっと長期的に健全に利益を上げられるようにするものだと思ってました。

一時的な大金よりも、継続的な積み重ねの方が、総量で多くなるはずですから。

それにしてもIT業界は見誤る例に事欠きませんね。

だから「付き合い方」を常に気をつけて、スタンスに常に気を配る必要があるんだ orz

同意です。

お金に限ったはなしではありませんが。

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