ループカウンタだからって、i,j,kは許されない。(私的には)
配列のインデックスを表すならindexで良いと思う。
思わず、
i(いまいちだ)
j(自嘲しやがれ)
k(くそーすめ)
とあいうえお作文してしまうので、勘弁して欲しい。
DataRowだから、drね。っつーのも止めて欲しい。
そのdrには、どんな意味があるんだ。
サンプルに書いてあるからって、それが綺麗なコードとは限らない。
もっと名前に気を使って欲しい。
最近、開き直ったように日本語でコーディングしている。
クラス名、メソッド名等も含めてである。
以前、実験的に行った際にIMEを立ち上げることによる、オーバヘッドが思ったよりも少なかった事。
実際に、運営されているプロジェクトでとりあえずエンティティを日本語してみて、得られた感触から、ほとんどを日本語でコーディングしても良いと感じたのだ。
もちろん、適材適所であり、日本語圏ではない人と仕事をする時にまで適用するものではない。
課題があるとすれば、いままで、そんなコーディングをしてこなかった人にとっては拒否反応を示す類いのものだろう。
実際、とある掲示板で「日本語でのコーディングなんて嫌です。」という意見もあった。
そこをどう説得するか。
まぁ、メリットとデメリットを並べて、ストレートに説明することしかできないのですが。
#そんな時、相手の偏見や経験則が理解を邪魔するので、厄介だなぁと思います。
そんなわけで、日本語コーディングをもっと推進していっても良いかなと思った。
#さすがに、クラスライブラリは日本語ではありませんが。
下記のコードをネット上で見て、うすら寒い思いをした。
(原文ママではありません)
Dim dv As New DataView
Dim dt as New DataTable
dt = CreateData() ‘DataTableを返すメソッド
dv = dt.DefaultView
この場合、dtはCreateData()から返されたDataTableのインスタンスを取得するのに、
宣言時にもインスタンスを生成している。
dvはdt.DefaultViewから返されるDataViewのインスタンスを取得するのに、
これまた宣言時にもインスタンスを生成している。
この事から、このコーダはクラスとインスタンスの関係を理解していない。
理解していないまま、なんとなく動いちゃうから、それでいいやになっている。
仕事でやっているのなら、せめて、自分が書いたコードがどう動いているのか理解しましょう。
ちなみに、プログラムは自分が思った通りに動くと思ったら大間違いです。
プログラムはコーディングした通りにしか動きません。
コメントを書かないでコーディングしましょう。
コメントを書かないでコーディングしましょうと言うことは、プログラムの解読をコメントに頼らない。読みやすさをコメントに頼らない。という事で、読みやすいコーディングを心がけましょうと言うことです。
個人的な経験上から言うと、コメントが多いプログラム程、読みにくい構成になっています。
変数名、関数名、クラス名がむやみに短縮されていたりして、何も連想できなかったりします。
あと、保守されていないコメントは、ミスリードを誘います。叙述トリックです。(違う)
というわけで、コメントレスコーディングを奨めるわけです。
もれなく、以下の特典が付いてきます。
自分に・・・
・構成力がつく。
・文章力がつく。
・その他(考えてください)
プログラムが・・・
・読みやすくなる。
・保守性が高くなる。
・その他(考えてください)
です。
ちなみに、コメントレスコーディングをするに当たって気をつけなくてはいけないのは以下の点。
・変数名、関数名、クラス名を省略しない。
・それぞれが持っている役割を書く。
・名前は長くなっても良い。
・名前が長すぎると思ったら、役割を持ちすぎているので分解する。
・マジックナンバーを使わない。
・文章を書くようにプログラムする。
これらが守られなかった場合、悪夢をみます。
って、別にコメントレスじゃなくても、当然気をつけるべき点ですね。
まぁ、モノは試し、とりあえず、コメントレスでコーディングしてみて、読みにくいと思ったら、要所要所コメントを付ければいいのではないでしょうか。
と、ちょっと端折り気味。