仕事でやっているのに、採用したテクノロジの基本的な事すら良く知らないでシステム開発しているなんて欠陥住宅を作るみたいなもんだ。
自分が作っている部分の説明を正しくできますか?
そこに自負はありますか?
もう少し、自分の仕事にプライドをもって臨んで欲しいと思う。
昨今のIT系掲示板の初歩的な質問が仕事に由来するものだとしたらその顧客は可哀想である。
ちょっと勉強するだけで、あんな質問は半分以下になると思うんだけどなぁ・・・。
時々、「それはよくないよ。」と指摘されたり、指摘している場面を見ることがありますが、そんな時いつも「誰にとってよくないの?」と問い返したくなります。
実際、問い返すという事は無いのですが・・・。
少なくとも指摘された側である僕は、「よくない」と思っていないから、そう行動しているわけです。
その上であえて、「よくない」と指摘する動機とは何なんでしょう。
*追記
例えばEUがマイクロソフトに指摘している「よくない」は明らかにユーザ不在で、誰にとってよくないのか理解できないんだよね。
(指摘しているのは、
「WindowsからWindows Media Playerを外しなさい。また、外したバージョンの名称にMedia Playerが無いと書いてはいけません。」
っていう内容。)
日本人は自画自賛を良しとしない風潮があるが、自分が何を提供しているか、その為にどれだけリソースを費やしているかを客観的に視る事はとても重要な事だと思う。
それを意識できるかどうかで、いろんな事が変わると思う。
短所を知る事で、それをカバーすることが出来るように、長所を知る事でそれをより生かす事が可能になるのだ。
そしてそれを周囲にアピールする事で動きやすくなる。
日本人は客観視するときにどうも、短所ばかりをあげつらってしまう傾向にあるが、それと同じく長所も分析し、うまく利用し周囲に臆面なくアピールするべきであろう。
自信を持つと言うことと、謙虚であるという事は一見相容れないような性質を持つように誤解されがちだが、「出来ない事が分かっているから謙虚になり成長できる。」「出来る事が分かっているからその範囲で自信を持てる。」と思っている。「出来ないことが分かっている。」イコール「出来る事が分かっている。」である。