田尾監督解任はやっぱり妥当だったと思う。
これから、その根拠について簡単に述べようと思う。
1年目だし、寄せ集めの選手達だから、結果がでなくて当然である。
だが、これを球団の現場が意識してしまうと弊害の方が大きい。
弊害を具体的な言葉にすると「低すぎる目標」という奴になる。
「低すぎる目標」を持ってしまったがため、楽天は7月に
11勝10敗と勝ち越したにも関わらず、8月、9月と惨憺たる
結果を招いてしまったのだ。
「低すぎる目標」が7月の成績で選手達を安心させてしまい、
8月9月の惨憺たる結果を招いてしまったのではないだろうか。
田尾監督が解任されるときに言っていた
「まさか1年目で・・・」
にそれが凝縮されているような気がする。
つまり、言い訳が聞く状況を自らが受け入れてしまったのだ。
1年目だから、成績が悪くても許される。
というのは分かるが、
1年目だから、進歩しなくても良い。
というのは違う。
実際、楽天という球団に、進歩があったようには思えないのだ。
そのため、田尾監督解任は妥当だったのではないかなと私は思う。
実際、フロント側の対応を含め、同情できる点も多いが、
プロ球団の監督をプロとして引き受けた以上、仕方ないのかなと思う。
#まぁ、妥当か妥当じゃないかなんて、書いている割に拘ってないのだけれども。
2年目野村監督のもと、楽天という球団がどう成長していくのか。
それ自体は凄く楽しみである。