価格は、同社の割賦制度(W-VALUE SELECT)を使用した場合、頭金が3万9800円、その後2100円×24ヵ月を支払う形になる(W-VALUE割引の併用で合計9万200円)。なおデータ定額の新つなぎ放題(月額3880円)と組み合わせて使用した場合の月額料金は5980円となる。
WILLCOM D4は、W-SIMを利用したPHS通信機能を内蔵。インテルのモバイル機器向けの最新プラットフォーム「Centrino Atom」に準拠し、Windows Vista Home Premium(SP1)が動作する。
CPUはAtom Z520(1.33GHz)。HDD容量は40GB。IEEE 802.11b/g対応の無線LAN機能、Bluetooth 2.0+EDRなどにも対応する。
本体は新書版とほぼ同じ大きさの幅192.3×奥行き84×高さ25.9mm(最短部188mm)。重量はペットボトル1本分より軽い約470gとなる見込み。解像度1024×600ドットの5インチ液晶ディスプレーや、チルト機構搭載のスライドキーボード、ワンセグチューナー、MicroSDカードスロットなども装備する。
Office2007をバンドルしている事や、液晶の解像度、タッチパネルである事、CPUの周波数がそれなりに高い事、メモリが1GB(Vistaだと心もとないが)で、470gと軽量である事を考えると、かなり戦略的な値段設定なのではないだろうか。
かなり安いと思う。
正直、すぐ解約する事を前提として、割引なしの値段で買ったとしても安いと思う。
できれば、Office2007をバンドルしていないモデルも-2万円で出てくれたりするとうれしいのだけれど。
次世代PHS対応のW-SIMが比較的早く出るのであれば、データ通信用に契約しておいても良いかもしれない。
今後の楽しみとしては、SONYのVAIO Uがatomを搭載して、対抗してきてくれることを期待する。