海の中を
潜っている
深く
長く
最初の頃、届いていた光の束も
今じゃ一本の筋が見え隠れ
深く
暗く
今、何かが光った
もう地上からは届かないはず
深く
暗い
こんな場所で光を放つ
動物が存在している
深く
暗く
果てのない
僕は光を放っているのだろうか
存在しているのだろうか
そしてやはり
海面に上るその時
光の束は待っているのだろうか
一般市民の大半は盗人である。
昨日、みなとみらいに行ったときに、AUのイベントで、あるお笑い芸人のライブをやっていたのだが、観客の人たちは一斉にカメラ付き携帯を向ける。デジタルカメラを向ける。
明らかに「撮影禁止」と書かれた看板があるにも係わらずだ。しかも、係員が止めに入っても、係員がいなくなったところで、再度撮影開始。このモラルの低さに驚いたと同時に落胆した。
ソフトウェアの違法コピーも、音楽の違法コピーも、罪の意識なくやれてしまう人たちにモラルの低さと想像力の無さを感じとってはいたのだが、それを目のあたりにしてより強くそう思った。
もし、自分の持っている大事な何かを盗まれたらどうする?
それを、再考して欲しいと思うのだ。