具体的にはかけないが、あることに対して、ブルーな気持ちと怒りを抱いている。
怒りと言うよりは、吐き気といった方が正しいのかもしれない。
そんなこんなに影響されて体調も不安定だったりして切ない限りです。
がんばろっと。
ASP.NETに限らずERP,CRM,SCMなどが登場する度に、「魔法の杖シンドローム」という病気に罹る人たちがいる。
今自分が抱えている問題を、それらが一瞬のうちに解決してくれると思っているのだ。
この患者たちは、幸せを外に求めて追い続けている「青い鳥症候群」という病気に罹る人たちと似ている。
それはソリューションを外に求めている点である。
自分不在なのだ。
自分が存在しなければ、魔法の杖も必要ないし、青い鳥も必要ないだろう。
逆に言えば魔法の杖を適用する対象がないし青い鳥も幸せにはしてくれない。
だが、決して治らない病気ではない。
では、どうすれば治るのか。
それは難しいようで簡単である。
自分自身が魔法の杖である事に気付くことである。
結局自分自身が道具の使い方を知らなければ道具はただの無用の長物なのだ。
逆に、道具の使い方を知れば知るほど、自分自身が抱えていた問題を解決してくれるだろう。
まるでその道具が魔法の杖ではないかと実感できるくらいになった時、それはあなた自身の力なのであり、魔法の杖は道具ではなくあなたが持っている知識と知恵の方なのだ。
だから魔法の杖シンドロームに罹っている人たちは・・・
「魔法の杖は外に求めるのではなく、既に内に持っている。使えるようになるのも、するのも自分自身だ。」
という事に早く気付きましょう。
と自戒を込めて。
SBS2003を入れて、Exchangeを稼働させてみた。
で、勿論Outlookを使うようになったわけで・・・。
Outlook自体も便利なのだが、すごいと思ったのが、OWA(Outlook Web Access)とOMA(Outlook Mobile Access)だ。
出先のPCでOWAを使えば、Outlookのインターフェースそのままでメールも仕事もスケジュールも管理できるし、OMAを使えば、携帯で管理ができるのだ。
でも、一番便利だと感じたのはそんなところではない。
一番便利に感じたのは、同期を取る必要が無いという点だ。
通常CLIE等のPDAを利用するとどうしてもPCとの同期が必要になるが、データがExchange Server側で一元管理されているので、どこで見ても、同期を取らずに同じ情報を見ることができるのだ。
これはかなり便利で、PDAがあまり必要ではなくなったと感じた。
とにかく、すばらしいの一言に限る。
ちなみに、Exchangeも便利だと感じた。
Sendmailを利用していた時は、設定で四苦八苦していたのだが、Exchangeだとセキュリティ関係の設定(スパムの中継禁止とか・・・)も楽々できてしまうのである。
ちなみに、SBS2003プリインストールマシンがDellでもHPでも送料込み6万前後なので、SOHOの人は勿論、ホームサーバーを立てようと思ってる人にも、Linuxでサーバ立てる手間を考えるとコストパフォーマンスが高いのではないだろうか。
まぁ、そんなわけで、SBS2003を導入して良かった。
周りを幸せにしようと心がける事はすばらしい事だと思う。
だが、「周りを幸せにしよう」の意味次第では、全然すばらしく無いことだったりもする。
むしろ、善意なだけ性質が悪い。
例えば・・・
自分にとっての幸せはきっと誰にとっても幸せって事だ。
なんて思ってる人が猪突猛進とばかりに、周りをその信念で持ってして幸せにしようとする。
たまたま、周りに信念が一致する人ばかりがいればいいかもしれない。だが、大抵の場合、そんな訳はない。「自分」と「周りの人」は同じ人間では無いからだ。そういった場合、その「幸せにする」という行為が「周りの人」にとってはとても都合の悪いこと・・・率直に言えば、いい迷惑なのである。
では、「周りを幸せにしたい。」と考え行動するとき、どうすればいいのかといえば、「押しつけない。」または、「自分にとって嫌なことをしない。」ことが最初に行われるべきで、その後に周りのニーズ、つまり周りの人それぞれの幸せの定義を汲み取った上で、「周りを幸せにしたい。」という行動を起こせばよいのだ。
皮肉なことに、「幸せにする。幸せになる。」という事が至上の命題である団体が起こす「周りを幸せにしたい」という行動は、たいてい大迷惑だったりするわけで、「妄信も猛進も怖いものである。」といういい例になるのではないのだろうかと思うのである。