みくびって安心する

自分が住んでいる世界と違う世界を目の当たりにしたとき、

自分が住んでいる世界を脅かすかもしれない存在に気づきかけているとき、

「その世界は自分が住んでいる世界と違って馬鹿に出来るものである。自分の住んでいる世界よりも下である。」

と、相手をみくびって安心をする。

安心をして、安穏としているうちに、違う世界においてけぼりにされているかもしれない可能性には目をつぶる。

相手をみくびるという事は、対象を正しく認識する可能性を著しく制限してしまい、とてももったいない事である。

Share