「格差社会」という誤解が「意識格差」を産む

前々から、今の世の中は「格差社会」ではなく「選択社会」だと思っているし過去のエントリでもそう書いてきた。

それ故、「格差社会」という言葉をエクスキューズにして自分の現状を「自分由来の原因」ではなく「社会由来の原因」に置きかえて頑張らないまま来てしまった人を増やしているのではないかと思う。

(「選択社会」とわかった上で、頑張らない選択をしている人は対象外)

あまり長々と書く時間が無いので、簡単に書くと

1.報道等により「格差社会」という誤解をする

2.自分に問題があるのではなく、社会に問題があるから今の現状があるのだと思う。

3.その結果、努力するチャンス、変化するチャンスを失う。

4.誤解していない人と、誤解している人の意識格差が拡大する。

という過程を経て、「格差社会」という言葉において「格差」とされている部分は、どんどん広がっていくのではないだろうか。

今の世の中ほど、頑張りかた次第で、いくらでも変化できる時代は無いと思う。

ここからは妄想ですが、

それゆえ、すでに、ある程度成功してある程度のパイを掴んでいる人にしてみれば、限られたパイを他の人に奪われたくないから、あまり頑張らないように、「格差社会」という誤解を報道を通じてまき散らして「意識格差」を作りだしているのかな。

とも思う。

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